【初心者向け】動画の撮影設定ってどうしたらいいの?
こんにちは!東京カメラ機材レンタルです!
一眼レフで写真を撮られている方で、「写真も撮れるから動画も撮れるでしょ?」って言われた経験はありませんか?
言っている側も悪気はなく言っているのは分かるんですが、言われるとビクッとしますよね。
実は動画撮影は、写真撮影と全く勝手が違うので、撮影時の設定も変わってきます。
そこで今回はここだけ抑えておけばなんとなる設定をご紹介していきます!
これから動画撮影を始める方の参考になれば幸いです。
最後にこれから動画撮影を始めるのにおすすめなカメラやレンズもご紹介いたします!
撮影前の基本設定3つ
映像のサイズ
こだわりがなければフルHD(1920×1080)
4KやフルHDなどたくさんの種類がありますが、「フルHD」でいいかと思います。
4Kの方が映像サイズが大きいので、綺麗に撮れる反面、ファイルが大きくなってしまいます。
また4K以上のサイズになると、SDカードでは書き込み速度が足りないことがあります。
CFexpressカードやSSDなどを使う必要があります。
画質(ビットレート)
撮影の内容ごとで設定を変える必要があります。
さらに画質ことビットレート(Mbps)の設定があります。
数値を上げれば高画質で撮影が可能ですがその分、ファイルサイズも大きくなり、収録時間も短くなります。
例えばですが、ちょっとした講演会の記録撮影を超高画質で撮る必要はあまりないかと思います。
フレームレート
30pか24p辺りがおすすめ
1秒間に何枚の写真を表示するかがフレームレート。
パラパラ漫画がイメージすると分かりやすいかと思います。
30pだと1秒間に30枚の写真を切り替えてくれます。
いわゆるvlogや記録用の撮影であれば30pでいいかと思います。
ミュージックビデオやドラマや映画の撮影なら24pがおすすめ。
撮影時の設定
動画の明るさの調整は写真と同じく、ISO、F値、シャッタースピードで行います。
動画の場合はISOがゲイン、F値がアイリスとも呼ばれます。
設定していく順番はシャッタースピード、F値、ISOで行っていくと調整しやすいかと思います。
シャッタースピードは固定!
設定したフレームレートの2倍が目安
24pなら1/50、30pなら1/60という具合で考えます。
フリッカー対策も必要
ちょっと厄介なのが蛍光灯やLEDの照明がある場合の撮影。
シャッタースピードによっては照明がチカチカと写ってしまう「フリッカー」が発生してしまいます。
これは電気の周波数によるもので、東日本だと50hz、西日本だと60Hzで別れています。
周波数の倍数のシャッタースピードにすることで対策が可能です。
東日本であれば1/50や1/100にすることでフリッカー対策ができます。
西日本なら1/60、1/125を使うことで対策可能です。
照明の劣化などで上記の設定でも対策ができない場合もありますので、その時はシャッタースピードを調整していきます。
アイリス(F値)は少し落とした数値がおすすめ
撮影するものによりますが、開放で撮影するとピント合わせがシビアになってきます。
F4くらいから使うとピント合わせも楽になるかと!
ISO(ゲイン)の設定
数値を上げれば明るく撮れる反面、ノイズが多くなってしまうデメリットもあります。
そのため最後に設定して調整をしていくといいかなと思います。
ホワイトバランス
なるべく固定にしておくと編集が楽です。
記録用の撮影であれば、AWB(オートホワイトバランス)でも問題ないのですが、ミュージックビデオやPR動画など、クオリティーが高いものを撮影するのであれば、ホワイトバランスを固定で撮影した方が編集が楽になります。
1シーンごとでホワイトバランスが大きく変わってしまい、あるシーンではやたら赤みが強くて、他のシーンだと青みが…となってしまうと編集時の色味の調整がものすごく面倒です。
太陽光が5500kなので、とりあえず困ったときはこの数値を覚えておくと便利かと思います。
他にも白い紙をカメラで写して、ホワイトバランスを取るという方法もあります。
困った時はとりあえずこの設定で!
映像サイズ:フルHD
ビットレート:24〜50Mbps
フレームレート:30p
シャッタースピード:1/50〜1/60
F値:F4〜
ISO:1600前後
ホワイトバランス:5500K
屋内である程度の明るさがあればISOはこのぐらいをベースで調整をするといいかなと思います。
シャッタースピードは1/60でフリッカーが出て、映像がチカチカしている様だったら、1/50で落ち着くと思います。
他にも細かい設定はありますが、このぐらいを目安にするといいかなと思います。
あると便利な機材
カメラ一台あれば動画撮影はできますが、動画のクオリティを上げたり、撮影を楽にするためにはもう少し追加で機材があると
NDフィルター
日中屋外の撮影はカメラの設定によっては、明るすぎて何も撮れないといったことが起こります。
その時に使うのがNDフィルター!
レンズ用のサングラスと思うとイメージがしやすいかなと思います。
プロ向けのビデオカメラになってくると、カメラ内にNDフィルターが搭載された機種もあります。
マイク
音にこだわるなら外付けのマイクを使うとクオリティーがアップします!
マイクには大きく分けて2種類あります。
インタビュー撮影などのある方向の音を収録してくれるモノラルマイク。
会場のその場を音を収録するのに向いているステレオマイクの2種類があります。
三脚
長時間の手持ち撮影はカメラマンにも負担が大きいです。
撮る場所が決まっていて、カメラを持って撮影をしないのであれば三脚に乗せて撮影した方が安定した動画を撮ることができます。
ちなみに写真と動画撮影用で三脚も種類があります。
予備のバッテリー
写真撮影と比べて、動画撮影はバッテリーの消費が激しいです。
撮影中にバッテリーが切れてしまって撮影ができなかったということを防ぐために予備のバッテリーは用意しましょう。
初めての動画撮影でおすすめのカメラやレンズ
レンズは単焦点レンズを使ったりする方が綺麗に撮ることができますが、ある程度のズームができるものの方が便利かなと思います。
カメラも本格的に映像撮影を行うのであれば、CanonやSONY、LUMIX辺りがおすすめです。
カメラ
Canon EOS R5
Canon EOS R6 Mark II
SONY α7S III
SONY α7IV
Panasonic LUMIX DC-GH6
Panasonic LUMIX DC-GH6の詳細はこちら!
LUMIX DC-S1
レンズ
Canon RF24-105mm F4L IS USM
Canon RF24-105mm F4L IS USMの詳細はこちら!
SONY E PZ 18-105mm F4 G OSS
SONY E PZ 18-105mm F4 G OSSの詳細はこちら!
LUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 ASPH.POWER O.I.S.
LUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 ASPH.POWER O.I.S.の詳細はこちら!
LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.
LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.の詳細はこちら!
ご紹介したカメラやレンズはレンタルがおすすめ!
とりあえず撮影機材を揃えるぞ!となっても中々初期費用がかかります。
カメラ屋さんでカメラを少し触って購入するよりも、実際にレンタルで一度撮影してみた方が、どのカメラが自分に合っているかが判断しやすくなります。
先ほど紹介したカメラやレンズは弊社で業界最安値でレンタルしております!
もちろん三脚やマイクなど撮影に必要な機材も取り揃えておりますので、ご予約をお待ちしております!
東京カメラ機材レンタルでは法人はもちろん、個人の方向けのカメラレンタルも行っております。
こういったものを撮りたいなどのご相談もスタッフが親身になってご対応いたします。
カメラの予約方法は2つ。
①お電話03-6380-6817で9:00〜深夜3:00まで受付しています。
②Webからは24時間受付けております。
今日カメラが必要になった!際の当日レンタルにも対応しております。
1日からのレンタルはもちろん、長期間のレンタルも可能です。
5日以上のレンタルで割引も適用されます。詳しくは弊社料金プランをご覧ください。
東京カメラ機材レンタル株式会社
【四谷オフィス】
〒160-0004 東京都新宿区四谷4丁目3番
東京メトロ丸の内線「四谷三丁目駅」2番出口から徒歩約3分
営業時間:平日9:00~23:00 土日祝:9:00~19:00
TEL:03-6380-6817
FAX:03-6380-6818
【新橋・汐留オフィス】
〒105-0021 東京都港区東新橋2丁目3−17 モメント汐留1F
営業時間:平日9:00~22:00 土日祝:9:00~19:00
JR「新橋駅」汐留口から徒歩約5分
都営地下鉄大江戸線・ゆりかもめ「汐留駅」7・8番出口から徒歩約5分
TEL:03-6380-6849
FAX:03-6380-6874
SNS
Twitter:@tcr_info
Instagram:@tokyo.camera.rental_official
facebook:@TokyoCameraRental
Youtube:東京カメラ機材レンタル