大阪・関西万博開催記念!カメラ万博①〜アメリカ・中国・ドイツ編〜

こんにちは!東京カメラ機材レンタルです!
今回は【大阪・関西万博開催記念!カメラ万博】と題しまして世界のカメラメーカー・アクセサリメーカーの紹介させていただきます!
テレビやネットニュース、SNSなど、多くのメディアが連日取り上げられて、盛り上がっている大阪万博!
公式テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を体現するように、世界中から最新技術や文化、アートが集結しています。
ところで、「万博」って具体的にはなんだろうと思ったので、調べてみたところ…。
「万博」とは…
「万国博覧会(ばんこくはくらんかい)」の略。世界中の国が集まって、自分たちの文化・技術・未来のアイデアを見せあう、大きな展示会・イベント。
具体的な言葉で説明されると、ハッとさせられました。
説明文にある「世界中の国が集まって、自分たちの文化・技術・未来のアイデアを見せあう」
という部分を見て、「これってとてもいいことだな」と。
技術を通して、各国の特色や特徴を見せ合って、お互いに答えを確認しあったり、新しい考え方に出会う…。
これを是非、カメラやその周辺機材でもやってみたい…。
ということで、今回こちらのブログにて【カメラ万博】を開催する運びとなりました!
SONY・Canon・Nikonなど、日本はカメラ大国なので、日本のメーカーに詳しい方は多いですが、世界のカメラメーカーや周辺機材のメーカーをよく知っている方はカメラマン中でも多くはないです。
こちらで世界のカメラメーカー・周辺機材メーカーを国ごとに紹介していきますので、
- 「あのカメラ・機材ってこの国なんだ!」
- 「この国のカメラ・機材ってこんな特徴があるんだ」
と新しい発見や思考する機会になれば嬉しいです!
それではまずはこちら国から紹介します!
第一パビリオン:アメリカ・America

最初に紹介するのは、映画の都として知られるハリウッドがあるアメリカです!
アメリカのカメラ・周辺機材のメーカーの特徴としては
- 映画のような規模の大きい映像制作を支えるメーカーが多い
- 冒険的な旅行・ライフスタイルの記録を支えるメーカーも多い
- 世界で初めてフィルムカメラを製品化した国なので、今でも愛されているフィルム式カメラのメーカーがある
みなさんの身近にあるカメラ・周辺機器のメーカーとしては以下が挙げられます!
【GoPro, Inc.】(代表モデル:GoPro HERO13 Black)
設立は2002年、本社はアメリカのカリフォルニア州にあります。
代表モデルは皆さんもご存知、アクションカメラのGoProシリーズですね!
コンパクト・軽量、防水、防塵、耐衝撃性を持つ小型のカメラ。
自撮り棒に取り付けて撮影したり、身体やヘルメットのような物に取り付けてハンズフリー撮影をしたりと様々なでも使用できるのが強み。
そのため、SNSから映画まで世界中の様々なクリエイターから愛されています。
ちなみにですが、GoProが生まれた経緯は、創業者が海外でサーフィンをしに訪れていた時に「かっこいい瞬間を自分視点で記録したいのに、ちゃんと撮ってくれる人がいない…」と悔しい思いをしたところから。
最初は、ゴムバンドで使い捨てフィルムカメラを手に巻き付けるという超アナログな方法…。
そうです、フィルムカメラからのスタートでした。
【GoPro, Inc.】は意外と歴史が長いのです。
【JOBY】(代表モデル:GorillaPod)
設立は2005年、本社はアメリカのカリフォルニア州サンフランシスコにあります。
代表モデルはグネグネ動く三脚のGorillaPod(ゴリラポッド)です!
カタカナで「ゴリラポッド」と言われると「ああ!あれか!」と思う人、多いのではないでしょうか?
2006年に発売したゴリラポッドは、柔軟な脚部を持ち、さまざまな形状の物体に巻き付けて固定できる三脚。
その革新的な形状で、従来の三脚では難しかったアングルからの撮影を可能にするため、VlogやSNS向けコンテンツ制作を行うクリエイターに支持されています。
ちなみにですが、2017年には、Manfrottoなどを傘下に持つイギリスのVitec Group(現:Videndum)に買収され、同社のフォトグラフィック部門の一員となっています。
そうです!有名三脚メーカー「Manfrotto」と「GorillaPod」は今では同じ会社の傘下にあります…!個人的には同じ三脚でも全く違う道を歩いていたと思っていたので驚きです…!
アメリカは他にもシネマカメラメーカーの『RED Digital Cinema(レッド・デジタル・シネマ)』や映画撮影にも使われるカメラフィルターメーカーの『Tiffen(ティッフェン)』などありますが、こちらはかなりマニアックになるので別日に紹介させていただきます。
第二パビリオン:中国・China

次に紹介するのは、革新的なカメラ、痒い所に手が届くようなアクセサリを発売している中国です!
中国のカメラ・周辺機材のメーカーの特徴としては
- ここ10年で急成長したメーカーが多数
- 同等機能なのに他国の機材の半額以下も多い
- 高機能で進化が早く、世界展開も早い
- カメラに自由に取り付ける「組み合わせ前提」の製品も多い
みなさんの身近にあるカメラ・周辺機器のメーカーとしては以下が挙げられます!
【DJI】(代表モデル:Osmo Pocket)
設立は2006年、中国・深センに本社を置く世界最大の民生用ドローンメーカー。
代表モデルとしては、ドローンやジンバルなどもありますが、特にみなさんに身近なのが小型ジンバル付きカメラの『Osmo Pocket』です。
元々はドローン技術を主軸に発展しましたが、「空撮だけではなく地上でも滑らかな映像を撮りたい」というニーズに応える形で、ジンバルカメラやスタビライザーも開発。
ドローン開発で培ったブレ補正技術を地上の映像制作にも応用する構想を持ち、「手のひらサイズで、誰でも映画のような映像を撮れるカメラを作ろう」このビジョンから、2018年に初代「Osmo Pocket」が誕生しました。
ポケットに入るサイズながら、スマホのような感覚でプロ並みの映像が撮れることで、SNSからTV番組、CMまで使用されています。
【Arashi Vision Inc.】(代表モデル:Insta360 GOシリーズ)
設立は2015年、こちらも中国・深センに本社を置くカメラメーカー。
代表モデルとしては、360度カメラの『Insta360 ONE Xシリーズ』、世界最小のアクションカメラの『Insta360 GOシリーズ』です。
360度撮影、撮影後に好きな視点を切り出す「リフレーム編集」機能、自撮り棒が自動で消える「消える自撮り棒」機能、4K広角、と進化していき、
「気軽に」「目立たず」「日常を自然に撮れる」カメラを探していたユーザーの声に応える形で親指サイズのアクションカメラ『Insta360 GOシリーズ』が発売されました。
親指ほどの小さくてコンパクトなカメラなので、カメラを目立たせたくないSNSユーザーだけでなく楽器や動物、手元・口元に取り付けて撮影するなどで独創的なMVや広告動画を作るクリエイターに人気があります。撮りたい動画クリエイターに人気があります。
【Aputure(アプチャー)】(製品ジャンル:映像用LEDライト、アクセサリ)
設立は2005年、中国・深センに本社を置く撮影用照明メーカー。
高品質なライトをリーズナブルな価格で提供することで、プロフェッショナルだけでなく個人のクリエイターにも本格的な映像照明を使ってもらえることを目指してきたメーカー。
創業者たちは、中国とアメリカの映画制作現場で働いていた経験を持ち、「高品質な照明は高すぎて、若い映像作家には手が出せない」という問題を常に感じていたところが創業のきっかけ。
リーズナブルな価格ながらも品質がとても高く、アメリカの映像大学・専門学校や日本のNetflix作品現場でも使用されているほど。
上記3社以外にも数多くのカメラメーカーや周辺機材メーカーがあります!
が、あまりに多いのでここでは紹介しきれないので、また別の機会に紹介させていただきます。
第三パビリオン:ドイツ・Germany

次に紹介するのは、ものづくり・技術教育・職人文化の伝統がとても強く根付いているドイツです!
ドイツのカメラ・周辺機材のメーカーの特徴としては
- 職人の国らしく、「精密性」「堅牢性」「クラフトマンシップ」に優れている
- その完成度により世界的に評価が高い
- 一つ一つの製品に時間がかかるため、高級な製品が多め
みなさんの身近にあるカメラ・周辺機器のメーカーとしては以下が挙げられます!
【Leica Camera AG (ライカカメラ)】(製品ジャンル:カメラ、レンズ)
創業はなんと1914年!本社はドイツのウェッツラーにあります。
世界中の写真家から「伝説のブランド」として愛され続けている会社で、「『ライカのカメラを持っている』というだけで、そのカメラマンの格が上がる」と言われるほど、格式高いブランドカメラとなっています。
1914年、創業者が世界初の実用的な35mmカメラ「Ur-Leica(ウル・ライカ)」を試作し、1925年に「Leica I」として発売し、それまで大型だったカメラをポケットサイズにし、カメラの形に革命を起こしました。
現代でも1台1台を人の手で組み立てており、アナログな質感を保ち続けています。
また、現行で販売されているシリーズの中には、現代では珍しい、高速連写・AFが搭載されていないカメラがあります。
「撮ることを楽しむ道具」「手でじっくり撮る喜びを味わう道具」として確立されているライカならではカメラと言えるでしょう。
【Carl Zeiss AG(カールツァイス)】(製品ジャンル:カメラレンズ)
こちらの創業年は1846年!かなり歴史が長いです。
ドイツ・オーバーコッヘンに本社があるレンズメーカー。
わかりやすくレンズメーカーと紹介しましたが、厳密言うと光学機器メーカーであり、世界でもトップクラスの「レンズと精密光学技術のブランド」。
その製品はカメラ用レンズだけでなく、医療・顕微鏡・半導体・天文など多岐にわたります。
逆いうと、医療用・顕微鏡用・天文望遠鏡用レベルのレンズがカメラで使えるということ。
筆者は書きながら、「スゴい…」と思ってしまいました。
皆さんの身近なところでいうと、SONYが協業しており、Zeissレンズが搭載されたハンディカム、Eマウントのカメラレンズが販売されています。
【Sachtler(ザハトラー)】(製品ジャンル:映像用LEDライト、アクセサリ)
創業は1958年、ドイツ・ミュンヘン近郊に本社を置くプロフェッショナル向けカメラ用三脚・雲台メーカー。
「プロの現場で絶対にブレたくない」人たちのための信頼がある三脚ブランド。
そのため世界のテレビ局や映画制作などのプロの現場で使用されています。
テレビ中継などで、カメラを左右上下に振る際、がガクつかずスーッと動くのはSachtlerの得意技といわれており、そういった小さなブレも起こしたくないシビアな現場でもカメラマンの要望を叶えてくれる三脚として、世界のプロ現場のカメラマンに愛されています。
また、ラインナップが豊富で小型カメラ向けから大型シネマカメラまで対応しており、そのどれもが非常に頑丈で信頼性が高いため、「三脚で迷ったらSachtlerから」と言っているカメラマンも多いです。
まだまだ、世界には優秀なカメラ・アクセサリメーカーがいっぱい!
今回は3カ国のメーカーを紹介しましたが、まだまだ紹介できる国はたくさんあります!
まずは一番わかりやすい、みなさんにとっても身近なところから、紹介させていただき、次回はもうすこしマニアックなメーカーを紹介させていただきます!
少しでも「使ってみたいな」「旅行に持って行ったら楽しそう」と思ってもらえれば嬉しいです!
こちらの記事で、みなさんの新たな発見になれば幸いです!
もし、今回紹介したカメラや機材で興味をもっていただきましたら、実際にレンタルして使ってみることをおすすめします。
レンタルであれば、リーズナブルな価格で自分の使い方に合っているか試すことができますし、頻度が高くないのであれば、レンタル使用の方がコスパが高いです。
ただ、まだレンタルに不安があるという時はスタッフにお問い合わせください。
スタッフができる限りの説明や応対をさせていただきます!
東京カメラ機材レンタルでは法人はもちろん、個人の方向けのカメラレンタルも行っております。
こういったものを撮りたいなどのご相談もスタッフが親身になってご対応いたします。
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