GoProの歴史を辿る!初代GoProからHERO11まで、まとめてみました。
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アクションカメラといったらGoProという地位を築き上げたGoPro!
今ではHERO11まで登場しました。
今回は今までのGoProの歴史を振り返ってみようと思います。
ちょっと知っておくと、お話のネタにもできるかもしれません。
そもそもGoProとは?
ニック・ウッドマン 引用元:https://www.forbes.com/pictures/54f4e70eda47a54de8244f8b/the-early-years-of-gopro-/?sh=5eb127151e2c
GoProを創設したのはニック・ウッドマン。
彼の趣味のサーフィンで、高画質で迫力ある写真を撮影できるカメラを求めていたことがGoProの始まり。
当時のカメラはプロのような迫力ある写真を撮ることが難しく、また高画質で撮影できるカメラも高く気軽に買えませんでした。
彼はプロが撮ったようなアングルで撮影できるカメラへの欲求は、「GoPro」の名前にも影響を与えました。
カメラを作る資金をフォルクスワーゲンのバンでビーズとシェルベルトを売って集めていた彼は、カメラにつけるファッショナブルなストラップを販売することを思いつきます。
そうして資金を集めて、2004年に最初のカメラとして、35mmタイプのフィルムカメラを発表しました。
その後、カメラの改良を重ねて、広角で撮影ができる様になったり、デジタル化して手軽に高画質で撮影ができるようなったり、なんだったら360°撮影もできる様になったりで今に至ります。
多種多様な取付用のマウントが開発され、GoProの汎用性はさらに高まりました。
その用途はサーフィンに限らず、自動車、バイク、スキー、スノーボード、自転車にまでに広がり、アクションカメラ=GoProの地位を築き上げました。
資金作りで使用していたフォルクスワーゲンのバン 引用元:https://www.forbes.com/pictures/54f4e70eda47a54de8244f8b/the-biscuit-nick-woodmans/?sh=4ee3da64783c
GoProの歴史
ここからは機種ごとの歴史を見ていこうと思います。
GoPro HERO 35ミリ オールシーズンスポーツカメラ
GoPro HERO 35ミリ オールシーズンスポーツカメラ 引用元:https://www.hdblog.it/2018/02/03/GoPro-Hero-originale-pellicola-35mm
2005年4月発売
手首に装着して水中撮影可能な35mmフィルムカメラとして登場したGoProカメラの第1弾。
全てはここから始まりました。
元々はフィルムカメラだったのです。
因みに本人が通販番組で実演販売をしている当時の映像が残っています。
デジタルヒーロー3
デジタルヒーロー3 引用元:https://www.ebay.com/itm/353875112371
2007年5月発売
ここでデジタルカメラ化、ビデオ撮影機能が追加されました。
ちなみにこの時の記録メディはSDカードは2GBのものが使えました。
3メガピクセルの静止画と解像度512×384のビデオ撮影が可能になりました。
ヘルメットヒーローワイド
ヘルメットヒーローワイド 引用元:https://www.wired.com/2009/06/pr-goprohelmet-herowide
2008年12月発売
GoProの最大の特徴となる170°超広角単焦点レンズを初めて採用したのがこのモデル。
5メガピクセルの静止画と、標準画質(640×480ピクセル)のビデオ撮影が可能。
データは内蔵メモリ16MBと2GBのSDカードに記録される。
HD HERO オリジナル
2010年1月発売
ついにハイビジョンに対応し、1080pでの撮影が可能に。高画質・高性能ウェアラブルカメラとして、世界トップシェアに。
専用リチウムバッテリー採用したり、記録媒体はSDHCカード32GBに対応!
ここからが今でも続いているHEROシリーズの始まりです。
HD HERO2
2011年10月発表
「あらゆる面で2倍パワフル」というキャッチフーズで爆発的なヒットになりました。
新しい1100万画素CMOSセンサー、2倍鮮明なレンズ、2倍の処理速度を誇る新しい画像処理プロセッサを搭載したことで、光量が少ない状況でも鮮明な映像/写真を撮影できます。
さらに、超広角170°でのフルHD撮影が可能に。撮影画角は90°・127°・170°の3つから選択可能です。
3.5mm外部ステレオマイク入力やミニHDMIポートなど、入出力端子も充実したり、フレームレートも30fps、48fps、60fps、120fpsが洗濯できるようになりました。
オプションのWi-Fiバックパックを使えば、GoProをアプリから操作することもできました。
HD HERO3
2012年11月発売
名称は2007年に発売された「デジタルヒーロー3」の名称を再利用しました。
ここからGoProのモデルがホワイト、シルバー、ブラックの3モデル登場しました。
Wi-Fi接続やmicroSDカードの使用が可能になり、全モデルのHERO2と比べて音質が改善されましたが、USBアダプタが必要となりました。
一番グレードの高いブラックエディションでは光感受性を2倍になり、新たなタイプのセンサーが搭載。
毎秒240フレームまで撮影可能になり、解像度は848×480ピクセルに制限された。
ホワイトエディション:
エントリーモデルであり、静止画撮影は上位機種のシルバー、ブラックと比べて解像度が5mPと低く抑えられています。
他にもバーストモードでの静止画撮影は毎秒3枚に減らされていいます。
後述のブラックエディションでは毎秒30枚撮影可能です。
シルバーエディション
前モデルのHD HERO2と機能も使用センサーも同一、より小型化で軽量化されているので、マイナーチェンジ機種と言ってもいいかもしれないですね。
ブラックエディション
フラグシップモデルののブラックエディションは最大4096×2160(4K)で毎秒12フレームまでのデジタルビデオ撮影が可能です。
3840 x 2160では毎秒15フレームまでの撮影が可能。
ちなみにですが現行のGoProはブラックエディションのみ発売しています。
GoProの色って黒じゃないのに、なんでブラック?と思っていた方、あれはグレードを指しているんです。
今後ホワイトやシルバーエディションが発売されるってことあるんでしょうかね?
HD HERO3+
2013年11月発売
ブラックエディション、シルバーエディションの2モデルが発売。
HERO3+は、HERO3と比べると、軽くなり、ハウジングも小さく、バッテリ持続時間も長くなりました。
GoProアプリで使えるWi-Fiでの通信も高速で、より没入感の高い広角動画が撮影できるSuperViewモードや、自動低光量モード、よりシャープな動画を撮影するための最新のレンズを搭載。
シルバーエディション
シルバーエディションは前モデルより2倍以上パワフルで、20%コンパクトで15%軽量化。
装着もギアへの取り付けもでき、水深131フィート/40m対応の防水カメラで、最大解像度1080p60のプロ水準のビデオと、1秒あたり最高10フレームの10MP写真を撮影が可能。
高速Wi-Fiを内蔵し、低光量パフォーマンスが向上しているだけでなく、バッテリー寿命が30%長くなった。
ブラックエディション
ブラックエディションは前モデルより20%コンパクトで軽量。 多様な新機能も追加され、より美しいビデオ・静止画を撮影が可能。
新しいビデオモードのスーパービューモードでは、世界トップクラスの臨場感のある超広角撮影ができるようになり、オートローライトモード時には、フレームレートを自動調節して目を見張るほどの低光量パフォーマンスを実現。
さらにバッテリー寿命が30%長くなり、4倍高速になったWi-Fi、より鮮明なレンズが搭載。
HD HERO4
2014年10月発売
新しい機能として、タッチパネルが搭載され、最大画素数は1200万画素に進化。
夜間撮影に便利なナイトフォト・ナイトラプス機能が追加されました。
シルバーエディション
1080-60p~WVGA-240pのハイスピード動画が撮影でき、4K動画では毎秒15フレームでの撮影ができます。
ブラックエディション
1080-120p/720-240p(FW v02.00.00以降)の高フレームレートの撮影に、360度の映像を記録して後からベストショットが選ぶ機能を搭載。
4K撮影はで毎秒30フレームの撮影が可能です。
僕個人的な話ですが、初めて買ったGoProはこのHERO4 シルバーエディションでした。懐かしい。
HERO5
2016年10月発売
セッションと名付けられた小型モデルが登場しました。
改めて見ると、HERO11 Black Miniの前身とも言えそうですね。
主な機能として、HERO5には音声コントロールが追加がされました。
HERO:セッション(HD HERO4:セッション)
HERO4の小型モデル版の最軽量モデル。
最大画素数800万画素で4Kには非対応。
フルHDで毎秒60フレームでの撮影が可能。
最大100フレーム/秒のフレームレートで滑らかなスローモーション撮影ができます。
防水性はハウジングなしで水深10mまで対応。
HERO5:セッション
4Kビデオと1200万画素の写真をシングル、連写、タイム ラプス (コマ撮り) の各モードで撮影できます。
映像のブレを抑える機能が強くなり、動画や写真をクラウドへの自動アップロードが可能。
HERO5:ブラック
2インチのタッチディスプレイで写真や映像のプレビュー、プレイバック、設定の変更、映像のトリミングが可能。
GPSデータで写真とビデオが撮影された場所を取得することもできます。
高度な写真編集ソフトウェアを使用するときに優れた柔軟性を発揮するRAW型式写真と、シーンの陰や明るい部分など、ディテールのひとつひとつをしっかりキャッチするWDR写真モードを搭載。
HERO6
2017年9月発売。
GoProの為に新たに開発されたGP1プロセッサを搭載しさらに高画質、安定した映像の撮影が可能になりました。
ブラック
4K60、1080p240で撮影できる様になり、動きながらの映像もブレが少なく撮影可能に。
FUSION
2018年3月発売
GoPro史上初360度のビデオや写真が撮影可能なモデルが登場。
360度の映像を記録して後からベストショットが選べます。
HERO7
2018年9月発売
縦向き動画や写真の撮影が可能になりました。
タッチスクリーンの操作も簡単になり、GoProの手ぶれ補正機能「HyperSmooth」が搭載されました。
White
スワイプとタップだけで撮影が可能で、縦向き撮影もOK
HERO7シリーズ中で最軽量の92.4g
Silver
耐久性抜群で防水も完璧。
滑らかな4Kビデオや鮮明なWDR写真が撮影でき写真やビデオはGoProアプリで簡単にシェア可能。
GPS・タッチスクリーン機能ももちろん搭載。
Black
ハウジングがなくても高い耐久性と水深10mまでの防水性を実現!
撮影面では4K60Pでの動画撮影に、1200万画素の写真撮影、スーパーフォト機能でいい感じの写真を自動的に撮影をしたりと機能が盛りだくさん。
スローモーションは1080、240pで8倍スローモーションで再生もでき、ライブ配信もできます。
HERO8・MAX
2019年10月発売。
360°カメラのMAXが発売されました。
MAXとHERO8がともにマウントフィンガーが折り畳み式になり内蔵化されたことで、ハウジングなしで様々なマウントへの取り付けができる様になりました。
Karmaというドローンも発売されていましたね。
HERO8:Black
次世代の HyperSmooth 2.0ビデオ安定化機能により大きな進化を遂げました。
新機能にはブースト モードと、アプリ内水平維持機構(ホライゾンレベリング)、TimeWarp 2.0には、自動レート調整機能と、タップコントロールによる速度変化機能が搭載。
MAX
MAXは、極限まで安定性を追求した防水シングルレンズのHEROカメラであり、またデュアル レンズを使用した360度カメラでもあり、さらにユーザー側を向くディスプレイとショットガンマイク並みのオーディオを装備した次世代のVlog カメラデュアル レンズを搭載した GoPro カメラです。
SDカード1枚で360度撮影可能に。
折り畳み式マウントフィンガーを内蔵したフレームレスデザインを採用。
HERO9 Black
2020年9月発売
外観がHERO11、HERO10と同じになり、アクセサリーなども共通で使える様に。
新型が出るたびにアクセサリーが使えない問題が解決です。
もちろん性能も23.6 MPの超高性能センサー搭載して、5Kビデオと20MPの写真の撮影が可能に。
新しい前面ディスプレイが搭載され、タッチズーム機能を備えた背面タッチスクリーン、バッテリー駆動時間もアップ!
HyperSmoothは3.0により、より手ぶれに強く。
HERO10 Black
2021年9月発売。
外観はHERO9と変わっていませんが、性能がアップしました。
革新的なGP2プロセッサーを搭載することで、2倍のフレームレート、23MP写真、強化された低光量環境での撮影性能、画期的なHyperSmoothが4.0に進化しさらに手ぶれが軽減しビデオスタビライゼーションにより、すべてのモードで5.3Kビデオを撮影できます。
タッチスクリーンの操作性もアップし、HERO9だともっさりした感じでしたが、その点も改良されました。
HERO11 Black
2022年9月発売
外観はHERO9/10から変わらず、大きな変化として、イメージセンサーが新しく、大きくなりました。
さらに10bit収録で色鮮やかな写真や映像撮影が可能になったのが特に大きいのではないでしょうか。
こうやって改めて見てると、カメラの進化がすごい。
発売の傾向を見ると、HERO12は来年の9月か10月に出そうな気もしますね。
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