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DJI RS 3 Pro・RS 3 Miniレンタル:あなたはどっちを使う?Miniもプロが使うんです

こんにちは!東京カメラ機材レンタルです!

去年(2023年)の11月にスタッフブログにて「DJI RS 3 Mini」を紹介させていただきました。

そちらでもお伝えしているのですが、元々はプロの現場でしか使われなかったジンバルも、カメラの進化も相まって一般層にも手が届くようになりました。

そのため、アマチュアであってもプロと比べても遜色ないクオリティの動画が世の中に多くなってきたように思えます。

ただ、そうなると生まれてしまう大変なことが…「同じ機材でも種類が増えて選択肢が増えた結果、どれを使えばいいか迷ってしまう」という点です。

プロしか使えなかった時代から比べたら贅沢な悩みではありますが、機材選びというのは、毎回カメラマンにとって頭をかなり使う作業です。

持って行った現場でその現場にそぐわない機材だったと気づいても、取り替える時間はないですし、使うかどうかわからない同じ種類の機材を持ち込むのは予算がかさむうえ、運ぶのも負担になるので現実的ではありません。

そんな全国のカメラマンの悩みの種である「どっちを使えばいい?」ですが

今回はDJI RS 3シリーズの中でも【DJI RS 3 Mini】と【DJI RS 3 Pro】の違い、どういった現場ではどちらを使用すればいいのかを紹介させていただきます!

どちらを使用するか迷っている方はもちろん、今まで機材はなんとなくで選んでる方であれば「機材ってこうやって選んでいるのか」という考え方の参考になってもらえればと思います。

DJI RS 3 Proのスペック 

比較をする前に、まずは【DJI RS 3 Pro】のスペックを確認しましょう。

  • 重量:1.5kg
  • 積載量:4.5kg
  • 軸ロック:自動軸ロック
  • 軸アーム素材:カーボンファイバー
  • ショートカット:ジンバルモードスイッチ
  • 動画時間:12時間
  • 充電時間:1.5時間
  • SuperSmoothモード:○
  • チルト軸微調整ノブ:○
  • 拡張性:○
  • 2022年6月に発売された【DJI RS 3 Pro】。

その名の通り、プロの制作現場での使用を考えられているため、様々な使用方法に適応し、制作現場の負担を軽減する機能が多く搭載されています。

積載量が4.5kgもあるので重量のあるカメラ、例えば「Black Magic Design」や「RED」のようなシネマカメラまで載せて使用することができます。

見た目にも高級感があり、機体にレッドラインのデザインが施されていているうえに、軸のアーム素材がカーボンになっている。

またプロの現場で使用されるのを想定されているジンバルらしく、拡張性が豊富なのも大きな特徴です。

DJI RS 3 Miniのスペック 

続いては【DJI RS 3 Mini】のスペックをおさらいしましょう。

  • 重量:縦向き撮影時 795g、横向き撮影時 850g
  • 積載量:2kg
  • 軸ロック:手動軸ロック
  • 軸アーム素材:アルミニウム合金
  • ショートカット:Mスイッチ
  • 動画時間:10時間
  • 充電時間:2.5時間
  • SuperSmoothモード:×
  • チルト軸微調整ノブ:×
  • 拡張性:×

重量が795~850gとかなり軽量であるのが特徴の【DJI RS 3 Mini】。

女性が片手で持っても問題がないくらいの重量なため、サクッと撮影したい時に便利です。

軽量とはいえ、積載量が2kgまであるのでミラーレスカメラと大三元のレンズ(広角・標準)を乗せることが可能。

よほど重量のあるカメラでなければ問題なく使用ができるかと思います。

MiniとProはどう違う? 

ざっくり、二つのジンバルのスペックがわかりましたので比較をしてみましょう。

・【Mini】の重量がProの約50%

【DJI RS 3 Mini】の大きな利点である「軽量」が一番わかりやすく表現できるのが、この「Miniの重量がProの約50%」というところです。

【DJI RS 3 Pro】の方は重量のあるカメラを乗せることを想定しているので、やはりジンバルも重くなってしまいますが、【DJI RS 3 Mini】は軽量でかつコンパクトなので、「旅行先に持っていこう」ぐらいの感覚で持ち運びすることができます。

・機材の積載量が【Mini】だと2kg、【Pro】だと4.5kg

先ほどの内容と少しかぶる点ではありますが、【Mini】と【Pro】では載せられるカメラやレンズ等の機材が変わってきます。

【Mini】が乗せるカメラはミラーレスカメラで、【Pro】はミラーレスカメラからビデオカメラ・シネマカメラまで乗せることが可能です。

・【Pro】には使用できるアクセサリーが豊富

Proであれば、スマホ内のアプリに撮影中の映像を送れる「映像トランスミッター」、カメラのフォーカスを制御する「フォーカスモーター」など使えるアクセサリー※が豊富です。

(※【DJI RS 3 Proコンボ】でレンタルしていただければ、どちらも付属します。) 

また、映画で使用するような大きな撮影機材に接続することもできるので、ジンバル単体ではなく別の機材に繋げて使用するなら【Pro】を使用しましょう。

・軸をロックする時、【Mini】だと手動、【Pro】だと自動

細かい違いではありますが、使ってみると大きな違いと気づく機能の一つ。

【Pro】は電源ボタンを長押して電源入れると、三軸ロックが解除されて、自動的に展開され、すぐに使用を開始できる仕様となっています。

なお、電源オンの時に電源ボタンを一度押すと、三軸がロックしてスリープモードに、長押しすると自動的に三軸が動いてコンパクトな形になってロックされます。

【Mini】にはこの機能は搭載されていないので、手動で展開とロックが必要となります。

・SuperSmoothモードが【Pro】には搭載、【Mini】には非搭載

SuperSmoothモードとは、速い動きを含む撮影シーンを想定して安定性がさらに向上したモード。

車で被写体と並走した撮影でも、ブレがかなり少ない映像を撮ることができます。

そして、Miniにはこの機能は搭載されていません。

・【Pro】だと充電時間が【Mini】と比べて短縮される

充電時間が【Pro】だと1.5時間で【Mini】だと2.5時間とかなり短縮されています。

やはり【Pro】は一日中撮影することを想定されているので、バッテリーが少なくなっても急速充電ですぐに使えるようになっています。

・【Mini】は縦向き撮影が可能

【Mini】はジンバル単体では初のカメラを縦向きで撮影することを可能にしたジンバルです。

SNSで流れているショート動画のような縦動画の需要が高まっている今、「スマホよりも画質がいい縦動画を撮りたい!」となったら【Mini】はうってつけです。 

では、どちらを使ったらいいのか?!

各ジンバルのスペックと性能の違いがわかってきましたが、一番知りたいのは「結局どっちを使えばいいの?」というところかと思います。

「【Pro】って名前がついてるからプロの方が使うのが【Pro】じゃないの?」

と思われる方がいるかもしれませんが、一概にそうとはいえません。

なぜかというと、撮影する内容や現場によっては【Pro】だとオーバースペックになり、むしろ扱いづらくなってしまう状況があるため、場合によってはプロの方でも【Mini】を使うこともあり得ます。

そうです、「誰が扱うか?」ではなく「どういう撮影でどういう内容なのか?」が機材選びでは肝心なところになります。

では、【Mini】と【Pro】を扱うのにどういった現場・状況が適しているのでしょうか?

【Pro】の場合

  • シネマカメラや業務用ビデオカメラを使った本格的な撮影をする場合
  • 映像トランスミッターを使ってカメラマン以外の第三者が撮影動画をリアルタイムで確認する必要がある現場
  • ジンバル以外の他の機材に接続する・多様なアクセサリーを使用する現場

【Mini】の場合

  • どんなところもすぐに動ける機動力が必要な撮影
  • ジンバル単体で撮影する現場
  • 急な撮影、短い時間での撮影が求められる現場

確かに【Pro】であればほとんどの現場・状況をカバー出来るとかと思いますが、「あちらこちら移動しながらで撮影する」とか「サッと準備して、すぐに撮影する」といった状況であれば【Mini】の方が有利かと思います。

どちらを使おうか迷っているという方はこれから撮影する内容と状況を想像してみて、こちらの記事を参考にご自身の使用用途にピッタリのジンバルを選んでいただければと思います!
もちろん今回ご紹介した機材は弊社でレンタル可能ですので、実際にお試しいただくことも可能です!

DJI RS 3 Proコンボ

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DJI RS 3 Pro

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DJI RS 3 Mini

DJI RS 3 Miniの詳細はこちら

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